> 講演会レポート(2015.10.28)

統合医療センター「すこやか」竣工記念講演レポート

講演会レポート
統合医療センター「すこやか」竣工記念講演「がん治療、がん予防の新たな選択肢」
日 時:2015年10月28日(水)午後2時〜4時
場 所:東部文化ホール
がんで悩んでおられる方はたんさくおられます。
「がん治療、がん予防の新たな選択肢」の講演には300人以上の人が参加されました。
講演の後で個別相談の予約がおこなわれ、たくさんの人に予約をしていただきました。
これからも有意義な講演会をしていきたいと考えております。
「経験者が語るがん治療と食事」
講師:堂園加代(さくらクリニック、メディカルディレクター)
医療者であり、癌の患者でもある立場からのお話でした。
御自身がスキルス性胃癌にかかられ、超高濃度ビタミンC点滴療法を当初(3ヶ月間)毎日のように点滴されたそうです。
いまだに癌と共存している状態のようですが、7年間悪化はせず安定しているとの事です。
栄養療法の大切さをお話ししていただきました。
タンパク質を充分にとる事、特に肉は大事な栄養源である事を強調されました。他にも、前向きな姿勢、笑いが大事であるとも話されました。
「体と心にやさしいがん治療・超高濃度ビタミンC点滴療法」
講師:柳澤厚生

元杏林大学教授、国際オーソモレキューラー医学会会長、点滴療法研究会会長、医学博士。
著書「ビタミンCががん細胞を殺す」(角川 SCC)「超高濃度ビタミンC点滴療法ハンドブック」(角川 SCC)「グルタチオン点滴でパーキンソン病を治す」(GB社)など、第一人者として、癌治療の歴史を話され100年前の乳癌の人の生存日数と現在のIII、IV期の乳癌の人の生存日数は殆ど変わらない、治療は余り進歩していないと話されました。超高濃度ビタミンC点滴は患者様のQOL(生活の質)を明らかに改善される事を、140以上の施設のアンケートで明らかにしました。
超高濃度ビタミンC点滴療法はアメリカ、カナダ、デンマークなどの大学でも臨床実験がされており、単なる民間療法のひとつではなく、先端医療の一つであると強調されました。
グルタチオン点滴について話されて、パーキンソン病の人たちの手足のふるえ、歩行障害が改善する事をビデオで紹介していただきました。本来はしだいに悪化する病気であるパーキンソン病が改善していく事を示してくれました。

2人の演者の講演はいずれもわかりやすいものであり、参加者の皆さんは、こんな治療もあるのかと驚いておられました。
講演会に参加された皆様、御参加いただき誠にありがとうございました。疑問な点がありましたら、統合医療センター「すこやか」にご来院ください。

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