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栄養解析

栄養解析について

血液の検査を行いますとその人の栄養状態がわかります。
その指標として大事な項目はたんぱく質が血液の中に十分にあるかどうかです。
血液の中にはアルブミンという大事なたんぱく質があります。
アルブミンが適切な値であるかどうかでその人の栄養状態が分かります。
この場合の評価は正常値にあるかどうかではなく、正常値の上限にあることがよい指標になります。
正常値の上限にあれば栄養状態が良好で、免疫力があることになります。
様々な酵素、ホルモンはたんぱく質からできているからです。
また、ビタミンB群と肝機能酵素と言われているAST(GOT)とALT(GPT)はアミノ酸と糖代謝過程に深くかかわっておりASTとALTの評価によりビタミンB群の不足を推し量ることが可能です。
鉄欠乏は最もよく見られるものですが、初期の鉄欠乏でも様々な症状をきたすことがあり、血球の大きさ(MCV)や血中のフェリチン(貯蔵鉄)により推し量ることができます。正常値の上限にあることが健康のバロメータになります。
若い女性では鉄欠乏は必発です。ただ、鉄欠乏であるからと言って症状が必ず出るわけではありません。
しかし、疲れやすい、立ちくらみが多い、頭痛がしやすい、いらいらしやすいなどの症状があれば、鉄欠乏との関係も考える必要があるでしょう。
亜鉛の測定も有効です。うつ傾向、記憶力の低下、毛が抜けやすい、肌荒れ、味覚障害がある場合、亜鉛の欠乏が関係していることがあります。亜鉛はインスリンの分泌に関係していて血糖の変動が大きい時は亜鉛不足も考えられます。
ビタミンDの測定はその人の免疫力に大きな関係があります。アレルギー体質、免疫力の低下が考えられる人は測定が必要です。

費用(税別)

検査費用 23,000円

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